苔玉の作り方 こけだまにおススメの植物、必要なアイテム、土の配合など、初心者向けに解説します。

2019年9月18日

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~ 苔玉の作り方 ~

 
  

こんにちは、愛苔 ケンコーです。

今回は、今海外でも人気を集めているコロッとした小さく丸い緑の玉「苔玉(こけだま)」の作り方をご紹介します。

苔玉(こけだま)について知りたい方はこちらをご参考下さい。

 

お知らせ

2019年5月5日に「苔玉の作り方」をYouTubeで公開しました。

是非そちらもご覧ください。

動画はこちら

 

はじめに

苔玉は、植物・土・苔・器の組み合わせで完成します。

基本的には、それぞれ自分の好きなものを選んで頂ければ良いのですが、苔玉との相性があります。

例えば、苔玉では植物と苔が共存する必要があり、育つ環境が似ているもの同士を合わせると長くもちますし、そもそも苔玉に合う植物・苔もあります。

同じ植物・苔を使ってもそれぞれ色・形・大きさが違い、また飾り方・包み方・切り方で雰囲気はがらっと変わります。それに加え、自分のお気に入りの器を合わせる事により、ひときわ輝く存在感を放ちます。

「世界で一つだけの苔玉」

これも苔玉の魅力の一つです。

今回は、実際に作った苔玉を基に、一般的な土の配分や作り方をご紹介します。

コロッと丸く愛らしい苔玉を作って、是非癒されて下さい♪

 

苔玉に必要なアイテム

アイテム一覧

・植物

・苔

・培土

・トレー

・ゴム手袋

・ハサミ

・糸

 

植物

苔玉に植え付ける植物です。(苔玉の上にのせます)

基本的には、自分の好きな植物で良いのですが、苔玉と相性が良い植物の特徴と、植物そのものをご紹介したいと思います。

 

苔玉と相性が良い植物の特徴

・大きくならない苗

・シダ・つる

・耐陰性がある植物

・観葉植物

苔玉におススメする植物

つる性 : ハツユキカズラ、ヘデラ(アイビー)、ポトス、ワイヤープランツ

シダ  : アジアンタム、ネフロレピス・ダッフィー

木   : 紅長寿梅、もみじ、椿、さくら

 

苔も植物同様、基本的には自分の好きな植物で良いのですが、苔玉に合う苔をご紹介したいと思います。

苔玉におススメする苔

【1位 ハイゴケ】

おそらく、苔玉にハイゴケを使っている人は多いと思います。

特徴としては、非常に丈夫で管理が楽で育てやすい。また、街中、山など身近に存在しており、店でも販売されていますので、入手しやすいです。初心者の方には非常におススメの苔となります。

乾燥すると色が茶色に変色するので、よく水をあげ、半日蔭の場所に置いてあげましょう。

 

【2位 スナゴケ】

スナゴケは、星くずのような形をしており、非常に可愛らしく、丈夫で育てやすいです。

スナゴケはすごく日の光が好きですので、日の当たる場所に置いてあげましょう。

 

【3位 ツヤゴケ】

ツヤゴケは、名前の通りツヤのある苔で、きれいなモスグリーンで癒される色をもちます。

ツヤゴケは繁殖が早く、短期間でボリューム感がで、雰囲気が変わります。

ハイゴケ同様、半日蔭を好みます。

 

【その他】

ギンゴケ、シノブゴケなども苔玉と相性が良い苔となります。

 

培土

丸い形を維持するため、粘土のようなケト土やピートモスをメインにし、保水性の高い赤玉土を混ぜ合わせます。

また、植物の生育を促すため、植物の根の周りには栄養分が入っている培養土を入れます。

 

トレー

培土をこねる時に使います。

ボウルでも良いです。

 

ゴム手袋

ケト土は、真っ黒で手が汚れます。また洗っても取れにくいです。

気になる方はゴム手袋をおススメします。

 

ハサミ

苔を切る用のハサミです。

苔を貼り付けた後、整える時に使います。

 

苔を巻く用の糸です。苔を貼り付けても剥がれるので、糸を巻いて固定します。

糸は、目立たない黒・緑を使うと良いでしょう。また、綿糸は自然に溶けるのでおススメです。

苔は、時間が経てば自然に玉に張り付いてくれます。それまでの間の補助になります。

 

手順

使う土は、ケト土、赤玉土。

配合は、基本ケト土2:赤玉土1ですが、植物により少しずつ変えています。

玉が小さい場合は、ケト土をピートモスに変えたり、ケト土1:ピートモス1:赤玉土1の配合を適用する時もあります。

また、乾燥した苔を粉々にして少々入れております。

①土、乾燥苔全てを上記の配分にあわせトレー・ボール等に入れます。

 

②ボールに水を入れます。

③団子が作れるようになるくらいまでこねます。

※粘土と同じ要領です。

※水は少しずつ入れて調整して下さい。

 

④団子を作ります。

※最終的に団子の上に苔を貼り付けるので、好きな大きさの一回り小さいイメージで団子を作るのがコツです。

⑤団子に穴をあけて植物を入れます。

※植物に土がついている場合は、ほとんど残らないよう取って下さい。

※植物の根が長い場合は、切って下さい。

※植物が大きい場合、団子を小さめに作り、上からペタペタ貼り付けると良いでしょう。

 

⑥団子の上に、苔を貼り付け、糸でぐるぐる巻きます。

⑦苔をハサミで切って整えます。

 

⑧水をたっぷりあげて、完成です!

水をあげた瞬間に雰囲気がすごく変わりますよ(笑

お気に入りの器や、台と合わせるとより良い雰囲気が出ます。

 

最後に

如何でしたか?

苔玉は、意外と簡単に作る事が出来ます。

是非、皆さんも「世界で一つだけの苔玉」を作って癒されてみては、いかがでしょうか。