取り木の方法 植物を取り木で増やして育てる

2019年8月17日

<< 花・植物の基本知識 >>

~ 取り木 ~

 

こんにちは、愛苔管理人 ケンコーです。

皆さん、同じ植物を増やしたいなぁと思ったことはありませんか?

毎回、お店で買うと高くつくし、種から育てにくい植物とかもありますよね。そんな方におススメするのが、「取り木」という植物を増やす手法です。

今回は、この「取り木」をご紹介したいと思います。

 

取り木とは

取り木は、植物を繁殖させる方法の1つです。植物の幹や枝の一部の表皮を剥ぎ取り、そこから発根させます。発根した箇所を株元にするため、その直下で切り植え替えます。また、表皮を剥ぐ事を「環状剥皮(かんじょうはくひ)」と言います。基本的には、環状剥皮を行うと発根しやすくなります。それに加え、環状剥皮した箇所にルートン等の発根促進剤を塗ると、より発根率が高くなります。

取り木が可能な植物(例

椿、梅、桜

取り木の方法

取り木には、3つの手法があります。

①高取り法

②圧条法

③盛土法

上記各手法は、土の覆い方が違いますが、環状剥皮、発根後の扱いは同じになりますので、同じ部分を先に解説します。

環状剥皮

 

樹皮を縦に5mm~10mmを目安に形成層が見えるまで完全に剥ぎ、その部分から発根させます。

※下記のように緑の部分が見えるように1周を完全にそぎます。

 

発根後の扱い

環状剥皮した部分から発根した後は、発根している直下で切り落とします。その後、切り落とした箇所を株とし、別の場所(鉢、プランター等)に植え付けます。

 

取り木の3つの手法

①高取法(たかとりほう)

茎や枝の一部を環状剥皮し、環状剥皮した部分を水苔や赤玉土などで覆い被せます。水苔や赤玉土は乾燥しないようにする必要があるため、上から黒いビニール袋などで覆い、上下を紐で巻き付けます。その時に注意すべき事は、上から水が入るようにする必要があり、上の紐は緩めにして隙間をあけます。

②圧条法(あつじょうほう)

圧条法は、「曲げ取り法」ともいいます。植物の枝を曲げ、土に埋めて固定しますが、土に埋める部分を環状剥皮土します。

③盛土法(もりつちほう)

植物の株元近くにある枝で環状剥皮する。(複数個所する事をおススメする)

環状剥皮した箇所が土で埋まるまで、土を足す。

 

最後に

今回は、取り木の方法について解説しました。

Posted by 管理人